チーズの知識

弊社が催事でお取り扱いする商品は、日本各地のチーズ工房の皆様が、手間暇を惜しまず愛情を込め作り上げたナチュラルチーズです。更に美味しくお召し上がりいただくために知っておいていただきたい知識をまとめました。

ナチュラルチーズとは

「ナチュラルチーズ」とは、生乳などを乳酸菌や凝乳酵素で凝固させ、ホエイ(乳清)の一部を除去したもの、または、これを熟成させたものをいいます。熟成タイプと非熟成タイプがあります。原料となる乳の種類、使用する微生物、加工方法などにより、世界中で1,000種類以上の「ナチュラルチーズ」があるといわれており、フレッシュタイプ、白カビタイプ、青カビタイプ、ウォッシュタイプ、シェーブルタイプ、セミハードタイプ、ハードタイプに分類されます。

引用元:https://www.meg-snow.com/customer/milkbook/content10.html  (雪印メグミルクWEBサイト「ミルク便利帳」)

フレッシュタイプとは

「フレッシュタイプ」とは、熟成させないチーズのこと。乳に乳酸菌や酵素を加えて固めて、水分をとると白い固まりができます。これがフレッシュチーズです。このタイプは他のチーズと比べて水分が多く、軽い酸味とさわやかな風味でくせが少ないのが特長です。

引用元:https://www.meg-snow.com/cheeseclub/knowledge/jiten/shurui/fresh/ (雪印メグミルクWEBサイト「チーズクラブ」)

白カビタイプとは

「白カビタイプ」とは、表面が白いカビでおおわれているチーズのこと。白カビを表面に繁殖させて熟成させます。 切断した内部は白・クリーム色で、熟成が進むにつれて表皮に赤茶色の斑点が出てきて、中身がやわらかくなり、とろりと流れ出すほどになります。

引用元:https://www.meg-snow.com/cheeseclub/knowledge/jiten/shurui/shiro/ (雪印メグミルクWEBサイト「チーズクラブ」)

青カビタイプとは

白カビと同じくカビを使うタイプですが、このタイプはチーズの中の方から熟成していきます。つくり方は、青カビは空気が必要なので、固めて水を切った乳 (カード)に青カビをまぶしてからチーズの形をつくります。こうするとチーズの内部に不定型な隙間ができて、青カビはその隙間にそって繁殖するので、切り口はちょうど大理石のような模様になります。青カビタイプのチーズ(ブルーチーズ)は風味が強烈で味も濃厚、かなり塩味が強いのが特徴ですが、好みの人にはたまらないようです。

引用元:https://www.meg-snow.com/cheeseclub/knowledge/jiten/shurui/ao/ (雪印メグミルクWEBサイト「チーズクラブ」)

ウオッシュタイプとは

「ウォッシュタイプ」とは、外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズのこと。チーズの表面についている菌で熟成させるもので、これらの菌は分解力が強く、匂いが強烈なため、熟成中は数日ごとに表面を塩水やワイン、ビール、ブランデーなどその土地の酒で洗います。中は非常にマイルドなチーズですが、匂いが強いものが多いため、通向きのチーズと言えるでしょう。なお、製造後(輸入年月日から)4~8週間ぐらいが食べ頃です。夏は若めのもの、秋・冬は完熟したものがおいしいと言われています。

引用元:https://www.meg-snow.com/cheeseclub/knowledge/jiten/shurui/wash/ (雪印メグミルクWEBサイト「チーズクラブ」)

シェーブルタイプとは

「シェーブル」というのはフランス語で「山羊」のこと。文字通り、山羊の乳でつくられたチーズで、牛乳からつくるチーズより歴史は古いと言われています。組織はやわらかく、山羊特有の強い個性のある風味ですが、やみつきになる人も多いとか。なお、このタイプのチーズの特長は、つくりたてから完熟するまで、どの状態でもそのときどきのおいしさが楽しめること。シェーブルには、黒い炭のついたもの、そのまま熟成させたもの、白カビを表皮に植え付けたものがありますが、その種類によって熟成の度合いも異なります。

引用元:https://www.meg-snow.com/cheeseclub/knowledge/jiten/shurui/chevre/ (雪印メグミルクWEBサイト「チーズクラブ」)

ハードタイプとは

「ハードタイプ」とは、製造過程でセミハードタイプのチーズよりももっと水分を少なくした(水分が38%以下)、大きく重量のあるチーズです。だいたい1個で20kgから、重いもので130kgもあります。セミハードタイプよりも熟成期間が長く、6~10ヵ月ぐらいじっくりと寝かせるため、非常に硬質で、濃厚な旨みのあるチーズに仕上がります。なお、通常は製造後6~8ヵ月、長いもので1年ぐらいが食べ頃になります。このハードタイプもまたおだやかに熟成が進むチーズなので、食べ頃がずっと続き、さまざまな料理方法でおいしさを楽しめます。

引用元:https://www.meg-snow.com/cheeseclub/knowledge/jiten/shurui/hard/ (雪印メグミルクWEBサイト「チーズクラブ」)